水生物園へ

そして一行は、水生物園へ。
ま、ミニ水族館みたいなところよ。

相変わらず無口なのび太も、漸くアタシが担当者であることがわかって来たようで、ポツリポツリと独り言のような言葉を発するようになった。

が、カクゼツが悪すぎて、何を言っているのかわからない。

なので、英語がわかったフリをする日本人のように、適当に相槌を打ったわ。

そして、一行は動物園へ。

冒頭にも書いたが、動物園、マジで30年ブリなんで、鼻息が荒くなったわ。

ウチは親が共働きだったこともあって、遊園地とか動物園に連れて行ってもらった記憶がない。
てか、アタシも日曜日は家でゴロゴロしていたい、ませたガキだったのよ。

最近の動物園、結構動物に触れるコーナーが多いのよね。

モルモット牧場なんてものがあって、モルモットを直接抱けるんだけど、そのモルモットが猫ぐらいの大きさで不気味なのよ。

ルンペンみたいな臭いするし、全然可愛くないわ。

触りたくもないモルモットを抱き上げて、のび太に渡したけど、無反応。

そして、井の頭公園の名物象のはな子さんのコーナーへ。

はな子さん、ご機縁斜めで、ケツしか見せて貰えなかったわ。

「はな子さん、100歳ぐらいなんだってねー、すごいねー。」
と、子供達に説明する職員のオネエさん。

「そんなに生きたくないなー。」
と、のび太がボソっと呟いた。

このセリフをきっかけに、のび太が色々話を始めたのよ。

猿に詳しくて、猿山では解説が始まり、三ツ矢サイダーが好きとか、昆虫が好きとか。

動物園を出る頃には、アタシもようやく、知的障ガイを持つ子供達とのコミュニケーションに慣れて来て感じたんだけど、、、、、

実は、彼らとのコミュニケーションの方が楽ちん。
注意したら、突然奇声を上げたりするけど、実はとても素直。
ゴミもちゃんと拾うし、自宅に持って帰ろうとするし。

引率の職員さん達も、別に特別扱いすることなく、ご機嫌取ることもなく、どちらかと言うと結構厳しく彼らに接している。

先週のモーホーズーレーピクニックに来てた、チヤホヤされてるガキどもよりは、彼らの方がマトモな育て方されていると感じたわ。

健常者と呼ばれている方々でも、変な人、不愉快な人、感じ悪い人だらけのこの世の中、アタシはこの子供達の方がよっぽどマトモだなと、感じずにはいられなかった。

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